一人で作るWEBサービス
WEBサービスというと難しい技術が必要と思われるかもしれません。一般的にはその通りで、ネットを検索すればWEBサービス開発に関連するサイトが多くヒットしますが、その多くがプログラミングやスクリプティングについてのお話を盛り込んでいます。しかし根本的なところ、ユーザーが利便性を感じることができるサイトを作ればそれがWEBサービスになります。つまりアイデアと工夫さえあれば、シンプルなHTMLだけでもWEBサービスを作ることは可能です。
例えば、いくつかの質問をしてその答えによってその人の性格や運勢等を判断するような「○○判断」のようなサービスは、文章とリンクだけで作ることが可能です。WEBサービスを開発するのに必要なのは、技術よりもアイデアであることが大前提であることを忘れないようにしましょう。また現在では、WEBサービスに応用することができる様々なソフトウェアが開発されています。例えば、オンラインゲームを制作することができるソフトウェアがいくつか存在していますが、別にゲーム制作ツールだからゲームを作らなければならないということもありません。
発想を変えれば、そうしたツールを使って教育目的のWEBサービスを構築することも可能です。実際に、プログラミングのチュートリアルを、そうしたゲーム制作ツールで制作してWEBサービスとして提供している事例もあります。こうしたものを使えば一人でも本格的なWEBサービスを開発することは十分に可能です。